木部の劣化処理方法教えます。
DATE 2018年5月28日 (月)
こんにちは。
プロタイムズ岐阜南店/株式会社 南部建装の大石です。
最近の天気に気温の変化異常ですね・・・
皆様体調管理大丈夫でしょうか?
私は、お客様に頂きました「ニンニクのたまり」を一日一粒食べ頑張っております。
さて、今回は劣化(塗膜の無い状態)してしまった木部の塗装についてご紹介致します。
←破風板
←鼻隠し(横樋の裏にある板)
最近では、破風や鼻隠しなどもサイディングになってきている傾向がありますが、
やはり、まだ木材での物件も多くあります。
塗装で何とか安くやりたいけど。。。
そんな方に必見!!
※ただし、注意事項ですが、正しく処理しないとせっかく塗装したのに早期にめくれてしまいます。
塗装業者さんもしくは、担当者さんと念入りな打ち合わせが必要です。
塗料のメーカーさんのなかでも色々な商品があります。
例えば、木部用下塗り材(そのままですが・・・)などがありますが、
今回使いますのは、水性の下塗り材になります。
商品や名前を載せると他社さんが真似して間違った施工をするといけませんので、あえて載せません。
ご了承ください。(もし知りたいよ。とのことであればお問い合わせ下さい。商品をお教え致します。)
まずは、
高圧洗浄にて浮いている木材・塗膜を落とします。
※写真は軒天になります。
残った塗膜やめくれている所は取りきらないとめくれの原因になります。
←左の写真は、皮スキと言う工具で取り除いています。(ホームセンターにも売っています)
皮スキのケレンが終わりましたら、ペーパーやケレンタワシで細かな浮きの物まで除去!
こちらもホームセンターにも売ってます。(最近のホームセンターは優秀ですね)
ケレンが終わりましたら、下地処理の完成です。
下地処理完成の写真です。
次に、下地調整材を塗布します。
※重要
下地処理をしただけで上塗り塗装をしていきますと必ずめくれます。
水性や吸込み防水材などで膜をしっかりと作ります。
この作業を怠るとめくれます!
今回は劣化がかなりありましたので、一回木材に吸い込ませながら膜を作り、
もう一回塗ります。
いかがですか?
綺麗な膜が完成しました。
この下地調整が完全に乾きましたら、ここからやっと塗装が出来ます。
かなりの工程・手間がかかります。
皆様のおうちは大丈夫ですか?
ここまでの状態になる前に早めのメンテナンスを是非!是非!!お願いします(心の声)
本日ホヤホヤの作業でしたので、今日はしっかり乾かして、明日中塗りをします。
ご質問やお相談はいつでもお受けします。大石までご連絡下さい。