屋根のカバー(重張り)工法です。
DATE 2018年6月17日 (日)
こんにちは。
株式会社 南部建装/プロタイムズ岐阜南店の大石です。
最近は暑い時はものすごく暑いし、寒いときは寒いし・・・
風邪引かないように気を付けないといけませんね
さて、今回は各務原市にて屋根の重ね張り(カバー工法)の工事しています。
葺き替えは撤去費と処分費がかかってしまい高額になってしまいますが、屋根のカバー工事は
現在の屋根の上にもう一枚屋根を作る工法にて施工出来ます。
何回も塗替えしているよりも実はお得なんです。
今回お世話になっていますY様邸の現場です。
←写真が暗くて分かりにくいかもしれませんが、私大石が屋根の診断を行っている所です。
劣化診断時の写真。
現状の屋根の状態ですが、ひび割れに前回の塗装の塗膜の膨れにめくれ、それにスレート屋根(カラーベスト)には
もっとも大切な縁切りの未施工。
縁切りの未施工は屋根の雨漏りでもっとも多いものになります。
実際に屋根裏の確認をしますとあちらこちらから雨漏りが!!
お施主さんは気付いていませんでした。
実際に雨漏りが発生しており塗装では不可。
カバー工法にての工事になります。
上記は既設の屋根の上に雨漏りしないようにもう一枚防水シートを貼っているところになります。
ここでの注意は雨仕舞をしっかりしないと再び雨水の侵入がおきます。
見にくいかもしれませんが、や年お先端に
スターターを設置。
屋根の先端からガルバニウム鋼板を
貼っていきます。
今回使用した屋根材ですが、
セキノ興産のS&Sと言う商品になります。
Y様邸は屋根の作りが寄棟の為に上記に写真の様に棟板金が施工できるように
隙間を開けての施工になっております。
屋根の平場の施工が終わり、棟板金部と1階屋根の外壁との取り合いの施工を残すのみになります。
棟板金も施工が終わった所です。
外壁との取り合いの所も施工完了。
隙間をシーリングにて施工。
屋根の重ね張り(カバー工法)の工事完了になります。
いかがでしょうか?
これで雨漏りの心配もなくなり、屋根も2重構造になり断熱効果も2倍。
そして商品は鉄などの錆びるものではなく、アルミ樹脂のガルバニウム鋼板♪
初期費用は塗替えに比べて高くはなりますが、先の事を考えますと、
何回か塗替えするよりも断然お得になります。
Y様邸の残り工事は、雨樋の調整を検査・点検のち
足場解体を残すのみとなりました。
最後までしっかりと工事させて頂きます。
では、また。