冬のお役立ち情報『外壁塗装は冬でもできるの?』
DATE 2021年10月20日 (水)
「外壁塗装は冬でもできるの?」
塗装をするのに冬は不向きだというイメージを持たれている方も少なくないと思います。
冬は気温が低かったり、雪が降ったりと塗装の条件に合わない時もありますが、
○気温による条件
○湿度による条件
この二つを守れば、冬でも塗装は出来るのです。
まず、塗装が出来ない気候条件を見てみましょう。
①気温が5℃以下の時
②湿度が85%以上の時
③降雨、降雪、結露が起きている時、また、予想される時です。
気温が5℃以下では、塗料が硬化、乾燥しにくく、いつも通り次の工程へ進んでしまうと塗膜が脆弱になってしまいます。
湿度が85%以上の時も同様に空気中の水分が多いため塗料の乾燥が遅くなってしまいます。
また雨か雪の日も塗料自体が流れ落ちるため塗装は出来ません。
以上の事を見てみると冬はやっぱり向いていないんだ。と感じたと思いますが、この条件を知った上で、しっかりと計画的に施工スケジュールを立てれば、むしろ、冬の方がメリットが多いのです!
冬は湿度が低く乾燥している事、晴れの日が多い事、施工中は窓を閉めて頂きたいのですが冬は窓を閉め切っていても苦痛でない事、等を考えると、冬の方がスムーズに工事を進める事が出来ると言えるのです。
ただ、この好条件の合わない日でも、無理矢理工事を行う利益優先の業者さんもいますので、以下の点を確認した方がいいでしょう。
①天候によって伸びた場合追加料金は発生しないか?
②天候を考慮した余裕のあるスケジュールを組み、尚且、気候条件を満たさない日は工事を中止してもらえるか?
と、このような条件のある工程表をきちっと出して頂きましょう。
また普段の塗装の順番は、日没につれて日が当たりにくくなる北面から行いますが、冬は結露が起きていて、北面が濡れている事も想定されます。したがって、先に陽が当たり乾いてる南面から塗るのです。
こうした基本知識を持っているのか、契約の前に聞いてみるのもいいでしょう。
と、このように、冬でも条件を守っていれば、充分塗装が出来ますし、むしろ、向いていると言ってもいいでしょう。
時期を気にして、焦って業者を選ぶより、施工管理、技術のしっかりした業者を見定めて、後悔のない工事を行って頂きたいと思います。
外壁・屋根塗装のご相談・ご依頼は、(株)南部建装 /プロタイムズ岐阜南店 0120-888-734または058-240-5533まで。