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岐阜市 外壁 防水工事

DATE 2021年11月21日 (日)

塗装 防水

プロタイムズ岐阜南店

雨や雪から大切な住まいを守る

プロタイムズ岐阜南店 松村です。

今回は大切な住まいを守り、いつまでも快適に過ごすためには、屋根や屋上、外壁、バルコニー・ベランダなどから水の浸入を防ぐことがひとつのポイントです。

どんな家でも年数が経つと水漏れが発生するおそれが出てきます。 水が室内に入り込むようになってからでは、

工事費用が多くかかってしまいますので、防水工事は早めに行うことをおすすめします。

今回は、防水工事の種類や必要性を中心にご紹介します

防水工事の目的と意味

まず、住まいにおける防水工事の目的と重要性についてお伝えします。

●防水工事の重要性

雨や雪が降りやすい日本では、住まいの快適さを維持し、家の資産価値を保つために建物を水から守ることが大切です。

屋外から建物内へ雨水が浸入すると、建物の骨格を支える柱や梁(はり)の腐朽、鉄筋の錆などにつながります。
浴室やキッチンなどの水まわりも同様です。水漏れは悪臭や腐食の原因になるだけでなく、カビやダニなどを発生させ、

健康被害の原因につながります。さらに長期間そのままにしておくと建物の寿命を縮めてしまいます。

そのため、建物の内外を定期的に観察して、異常が発生していないか確認するようにしましょう。

特に地震や台風の後は、外壁などにひび割れ(クラック)や剥がれが発生していることがあります。

ただ、一般の人では壁の内側に隠された劣化まではなかなか見抜けないので、プロによる定期的な診断を受けることをおすすめします。

新築住宅の建設後には、ハウスメーカーや工務店がアフターサービスとして無料で点検・補修を行ってくれるところが多いですが、

期間は限定的です。プロの診断結果に基づき、適切な防水工事を行うことが住宅の耐用年数を延ばします。

●下地補修をしっかりと

防水工事のポイントのひとつは「下地補修」です。下地のひびや欠け、浮きなどを放置したまま防水工事を行っても雨水の浸入を防ぐことはできません。

何事も土台が肝心ですが、防水工事の場合は下地補修がその土台にあたります。表面だけでなく、下地からしっかり補修を行いましょう。

防水工事の種類と特徴

防水工事には大きく2つの方法があり、使用する材料にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴をお伝えします。

●防水工事の工法

・密着工法

密着工法とは、浸水を防ぐための防水層を下地に密着させて行う方法です。下地にそのまま施工できるため工期が比較的短く済み、もう一つの「絶縁工法」と比べるとコストパフォーマンスが高いというメリットがあります。施工後は上に重い物を乗せたり動かしても大丈夫ですが、半面、下地に含まれる水分の影響を受けやすいので、維持管理をしっかり行わないとひび割れや膨れが発生しやすくなります。

・絶縁工法

絶縁工法とは、下地に防水層を密着させずに、下地と防水層の間に空気層を設ける方法です。施工時のコストは若干高くなりますが、

下地の影響をほとんど受けないため、密着工法に比べて長持ちしやすく、維持管理費を抑えることができます。

ただ間に空気層があるので、たくさんの人が行き来したり、重い物を置く場所にはあまり適していません。

●防水材別

・アスファルト防水
アスファルト防水とは、アスファルトに合成繊維不織布を含ませて作ったシート状の建材を貼り重ねる工法で、

ビルの屋上や一般家庭の陸屋根(平面状の屋根)の防水工事に採用されています。防水性が高く、耐用年数がほかの材料と比べて長いのが特徴です。

ただ、アスファルトを高熱で溶かす際に異臭や煙が発生してしまうため、周辺への影響を最小限に抑える工夫が必要です。

・塩ビシート防水

塩化ビニールシートから作られた防水シートを下地に貼り付ける工法です。塩ビシートは耐久性が高く、施工時の美しい状態を維持しやすいという特徴があります。

シートを熱風で溶かして貼り付けられるため、複雑な形状をしたところや狭い場所の工事にも向いています。

ただし塩ビシートには「可塑剤」が添加されており、それが気化するとシートが固くなって割れやすくなるため注意が必要です。

・ゴムシート防水

合成ゴムから作られた防水シートを下地に貼り付ける工法で、「コストが安い」「施工しやすい」「工期が短期間で済む」

といったメリットがあります。ただし、シートをしっかり接着する必要があるため、複雑な形状をした場所の工事には向いていません。

・塗膜防水

防水塗料を塗り重ねて水の浸入を防ぐのが塗膜防水です。例えば、ウレタン樹脂を塗り付ける「ウレタン防水」は、

ゴム状で一体感のある防水層を形成できます。さらに、硬化するのが速い「超速硬化ウレタン防水」なら品質の安定性が、より高まります。
ほかにもアクリル樹脂を使った「アクリル防水」、シリコン樹脂を塗る「シリコン防水」、FRP(繊維強化プラスチック)を使う「FRP防水」、

ゴムアスファルト系塗膜で行う「ゴムアスファルト防水」などがあります。

防水工事の種類別耐用年数とメンテナンス方法

防水工事は、施工される防水の種類によって耐用年数が異なります。それぞれの耐用年数とメンテナンスの方法をお伝えします。

●種類別耐用年数

防水工事の中でもアスファルト防水は100年以上の歴史があり、信頼感があります。耐用年数は17年から20年と長持ちしますが、

その分コストもほかと比べて高くなる傾向があります。
一般家庭ではウレタン防水、塩ビシート防水、ゴムシート防水、FRP防水が多く行われています。耐用年数は維持管理状態などによって異なりますが、

FRP防水が約10年、ウレタン防水・ゴムシート防水が10年から12年、塩ビシート防水は10年から13年程度を目安に考えると良いでしょう。

●メンテナンスの方法

防水工事の耐用年数を長くするためには、メンテナンスを行うことが大切です。

まず施工後5年から10年の間は、目視で施工部分を定期的にチェックして、凹凸やひびが入っていないかを確認し、

変化や傷みが目につき始めたら保護塗料を上から塗って防水材を守る「トップコート」を行いましょう。
ただし、施工から10年以上が経過すると劣化が進んできます。20年目を迎える頃には雨漏りや水漏れなどが発生する可能性がありますので、

そうなる前に専門家に診てもらうことをおすすめします。

防水が気になる方は当社までご相談ください!!

 

 

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